2002/07/12 デジタルアーカイブ/県、32件を採択/来年1月の完成目指す 県商工労働部は十一日、沖縄デジタルアーカイブ整備事業の制作実施者公募採択結果を発表した。二百件の応募の中から、首里城(代表企業・国建)、グスクおよび関連遺産群(同・琉球放送)、空手・古武術(同・琉球新報)など三十二件が採択された。週明けにも、コンソーシアム(企業連合体)でコンテンツ制作を開始し、来年一月完成を目指す。同事業は、県が国庫補助で総額十五億円の予算をかけ、沖縄独自の風土、自然などの資源を、電子映像・音声化し保存、インターネットなどで公開、活用を図るもの。観光振興への貢献と同時に、県内のコンテンツ産業の振興や人材育成なども目指している。監修委員会委員長の武邑光裕・東京大学大学院新領域創成科学研究科助教授は「総じて提案内容のレベルは高く、非常に厳しい競争の中で採択された」と総評した |
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